外部DBシングル構成 (ke2/single/extdb)
先の標準シングル構成では 1 つの Docker ホスト上にすべてのコンテナを配置して動作させていましたが、 この外部DBシングル構成はそこからデータベースのコンテナを除外したような構成になっています。 データベースについてはコンテナ外部に別途用意して、コンテナ内部の各機能からアクセスするようにセットアップします。
以下のような場合には、この構成が便利です。
- 別環境に独自にデータベースを構築したい
- 既存のデータベースと連携した構成をとりたい
- データベース処理の負荷をオフロードしたい
構成図
本構成では、1 つの Docker ホストにデータベース以外のコンテナを配置して動作させます。
前提条件
本構成を利用するには以下のような前提条件があります。
- 外部データベースとして連携できるのは PostgreSQL 12 以上となります。
- コンテナ環境から外部データベースまでネットワーク的に直接到達できる必要があります。
- 外部データベースには、ホスト名、ポート番号、ユーザ名、パスワード、データベース名の指定だけで接続できる必要があります。
- Kompira のデータベースでは拡張モジュール pgcrypto を利用しますので、外部配置の PostgreSQL に拡張モジュールを追加する機能と権限が必要になります。
セットアップの流れ
本構成のセットアップの流れは以下のようになります。詳細については各ページを参照してください。