操作履歴復号マニュアル 目次

操作履歴復号マニュアル

Grypto とは

Grypto とは、 株式会社フィックスポイント製品 Kompira Greac の操作履歴を復号するアプリケーションです。

最終更新日: 2024/04/12

Grypto の動作環境

動作環境は以下の通りです。

項目内容
OSWindows 10,11 (amd64)
必要スペックCPU : 2GHz / 1core
Memory : 2GB

操作履歴ファイルの取得

終了したリモートアクセスのセッションからは、アクセス時に行った操作内容の記録を取得できます。

SSH、Telnet での接続については動画形式とテキストログ形式での操作履歴が、RDP での接続については動画形式での操作履歴が記録されます。

復号鍵の取得

取得した操作履歴ファイルを復号するための復号鍵を鍵管理画面で取得します。

操作履歴ファイルを暗号化した鍵を選択し、復号鍵をダウンロードします。

操作履歴の復号

操作履歴の復号方法について記載します。

Grypto の取得

操作履歴を復号するには、Grypto(ex. grypto-gui x.x.x.exe)を復号処理を行う端末上にインストールする必要があります。

Grypto のダウンロードは、Kompira シリーズ製品情報サイトの ダウンロード > Grypto > Grypto ダウンロードより行います。

Microsoft Edge でダウンロード時に警告が出る場合は、使用しているブラウザを Google Chrome 等に変更してください。

履歴ファイルの復号

「復号鍵の取得」で取得した復号鍵ファイルを使用して、ダウンロードした操作履歴ファイルを復号します。

まず、Grypto をダブルクリックして起動します。
起動時に以下の様な警告が表示された際は、「詳細情報」をクリックした上で「実行」をクリックすることで Grypto を起動できます。

次に、アプリケーションの指定位置に操作履歴ファイルと復号鍵ファイルをドラッグ&ドロップします。
下の「復号する」ボタンをクリックすると、復号された操作履歴ファイルを取得できます。

復号された操作履歴ファイルは、保存する際のファイル名が拡張子を含めて自動的に付与されます。
ただし、復号前のファイルについてダウンロード後にファイル名を変更すると自動的に付与されない場合があります。
その場合は、動画履歴については .m4v 、テキストログについては .log を拡張子としてファイル名を指定してください。

変更履歴

Gtypto に対する特筆すべき変更点について記載します。

1.0.1 -2022-11-16

  • コードサイニング証明書を付与しました

1.0.0 -2022-02-28

  • 正式版リリース