ランブックにおける情報の利用
ランブックでは、各ステップにて取得した情報が実行しているランブック上でステップの出力値として保持されます。
あるステップで取得した情報は、後続のどのステップにおいてもステップの情報を使用できます。
下図のフローを例に説明します。
まず、①「情報取得」のアクションステップで外部から webhook により情報を取得します。
続いて②「レスポンスを JSON パース」にて ①で受け取った情報を使用しやすい形式に加工します。
この処理は、①で取得した出力値を後続の②にて使用しています。
次の段階では、前のステップの②で加工した情報の出力値に ping
という文字列が含まれるかを後続の③「ping
を含むか判断」のブランチステップで判断しています。
さらに、再度②で加工した情報の出力値を活用し後続の④「host 異常か確認」にて host
の異常が発生しているかを確認しています。
以上のように、フロー上の前工程にあるステップの出力値を後続のステップにて活用できます。