WinRM 接続の有効化
Ksocket にて Windows 機の詳細情報を取得するためにはスキャン対象ノード側の WinRM 接続を許可する必要があります。
WinRM 接続を有効化するには以下の手順を対象の Windows PowerShell コンソール(管理者権限)にて実行してください。
ExecutionPolicy
が Restricted
だった場合、RemoteSigned
に変更する
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以下のコマンドで現在のステータスを確認します。
Get-ExecutionPolicy
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Restricted
と表示された場合は以下のコマンドを実行します。Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
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y
を入力します。 -
再度以下のコマンドを実行し、
RemoteSigned
と表示されることを確認します。Get-ExecutionPolicy
WinRMサービスを実行できるようにする
以下のコマンドを実行します。
winrm qc
Basic 認証で接続する場合は、Basic 認証での接続を許可する
※Basic 認証を利用しない場合、この作業は不要です。
以下のコマンドを実行します。
winrm set winrm/config/service/auth '@{Basic="true"}'
winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="true"}'
ユーザに対して読み取り権限を付与する
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以下のコマンドを実行します。
winrm configSDDL default
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下のようなウィンドウが表示されるため、該当するユーザに読み取り権限と実行権限を許可して適用します。
WMIリソースのアクセス権限を設定する
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以下のコマンドを実行します。
wmimgmt.msc
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下のようなウィンドウが表示されるため、左上の「操作」>「プロパティ」を選択肢、「セキュリティ」をタブを表示します。
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「Root」>「CIMV2」の順番に展開し、右下の「セキュリティ」ボタンをクリックします。
該当するユーザにメソッドの実行とリモートの有効化を許可して適用をクリックします。
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「Root」>「StandardCimv2」の順番に展開し、右下の「セキュリティ」ボタンをクリックします。
該当するユーザにメソッドの実行とリモートの有効化を許可して適用をクリックします。