WinRM 接続の有効化

Ksocket にて Windows 機の詳細情報を取得するためにはスキャン対象ノード側の WinRM 接続を許可する必要があります。

WinRM 接続を有効化するには以下の手順を対象の Windows PowerShell コンソール(管理者権限)にて実行してください。

ExecutionPolicyRestricted だった場合、RemoteSigned に変更する
  1. 以下のコマンドで現在のステータスを確認します。

    Get-ExecutionPolicy
    
  2. Restrictedと表示された場合は以下のコマンドを実行します。

    Set-ExecutionPolicy RemoteSigned
    
  3. y を入力します。

  4. 再度以下のコマンドを実行し、 RemoteSigned と表示されることを確認します。

    Get-ExecutionPolicy
    
WinRMサービスを実行できるようにする

以下のコマンドを実行します。

winrm qc
Basic 認証で接続する場合は、Basic 認証での接続を許可する

※Basic 認証を利用しない場合、この作業は不要です。

以下のコマンドを実行します。

winrm set winrm/config/service/auth '@{Basic="true"}'
winrm set winrm/config/service '@{AllowUnencrypted="true"}'
ユーザに対して読み取り権限を付与する
  1. 以下のコマンドを実行します。

    winrm configSDDL default
    
  2. 下のようなウィンドウが表示されるため、該当するユーザに読み取り権限と実行権限を許可して適用します。

evmiIcLwg4
WMIリソースのアクセス権限を設定する
  1. 以下のコマンドを実行します。

    wmimgmt.msc
    
  2. 下のようなウィンドウが表示されるため、左上の「操作」>「プロパティ」を選択肢、「セキュリティ」をタブを表示します。

    mmc_9ITCYLNhxY
  3. 「Root」>「CIMV2」の順番に展開し、右下の「セキュリティ」ボタンをクリックします。

    該当するユーザにメソッドの実行とリモートの有効化を許可して適用をクリックします。

    6cNynep8oA
  4. 「Root」>「StandardCimv2」の順番に展開し、右下の「セキュリティ」ボタンをクリックします。

    該当するユーザにメソッドの実行とリモートの有効化を許可して適用をクリックします。

    Y207yWPjK8