パラメーター加工フローの設定

パラメーター加工フローの作成について説明します。

パラメーター加工フローでは、AlertHub が受信したメッセージの内容について任意の加工を行い、処理結果の値を取り出すことができます。

パラメーター加工フローで取り出した値は、アクションやランブック等、後続の処理で使用できます。

「パラメーター加工フロー」の「+」ボタンをクリックすると、下記のポップアップが表れます。

行いたい処理を選択し、作成ボタンをクリックすると、詳細の設定ができるようになります。

t6DZR7r3Oq

フィールドを JSON としてパースする

メッセージ内容を JSON パースして AlertHub 上の他の機能で使う場合に使用します。

Webhook 送信に対応しておらず、メールのみを送れるシステムを利用している際に有効な機能です。

本文を JSON 形式で送り、本機能によって JSON パースすることで、メールでも構造化データを取り扱えます。

  1. 「F1」に指定のフィールド1を入力します
  2. 「F2」に保存先の名称について、任意の文字列2を指定します
t6DZR7r3Oq

フィールドから正規表現によって値をひとつ取り出す

メッセージ内容から値を取り出して、AlertHub 上の他の機能で使う場合に使用します。

  1. 「F1」に指定のフィールド1を入力します
  2. 「P1」に値を取り出すための正規表現を設定してください(hostname:\s*(\S+)等)
  3. 「F2」に保存先の名称について、任意の文字列2を指定します
t6DZR7r3Oq

指定した HTML 要素を削除する

メッセージ内容から特定の HTML 要素を削除した上で値を取り出し、AlertHub 上の他の機能で使う場合に使用します。

削除対象とした項目はタグも含め要素ごと削除されます。

  1. 「F1」に指定のフィールド1を入力します
  2. 「F2」に保存先の名称について、任意の文字列2を指定します
  3. 「E1」にメッセージ内容から削除する HTML 要素を入力します
    既定値としてデフォルトの項目が記載されているため、削除対象としない要素は「×」をクリックし、対象外とします
t6DZR7r3Oq
1

主な入力項目は以下の通りです。フィールドの指定について、詳しい設定方法は「設定の流れ > ルールの作成 > フィールドの指定」を参照してください。

項目入力内容
件名message.content.subject
本文(テキスト形式)message.content.text
本文(HTML形式)message.content.html
差出人の名前message.metadata.from.name
差出人のメールアドレスmessage.metadata.from.email
2

message から始まる名称は不可です