認証情報の設定

Ksocket は、検知した機器について IP アドレス等の簡易な情報に加えて、端末の詳細情報をスキャンすることもできます。

詳細情報のスキャンには、対象ホストにログインするための認証情報を準備する必要があります。

Ksocket は対象ホストに対する接続試行時に Ksocket インストール先の ./etc/ksocket/credentials から対象ホストにマッチする認証情報ファイルを読み込みます。

認証情報ファイルの作成には Kompira cloud ログイン後の「設定 > ツールメニュー > 認証情報生成」を利用してください。

詳細情報取得タイミングに関しては ローカルネットワークスキャンの仕組み を参照してください。

対応プロトコル

Ksocket は以下のプロトコルでの認証に対応しています。

  • SNMP(v2c/v3)
  • SSH
  • WinRM

ファイル形式と保管場所

設定ファイルのテンプレートは、下記のパスに 999-example.toml.skeleton というファイル名で保管されます。1

フォルダが見つからない場合は、隠しフォルダとなっている可能性があるため隠しフォルダも表示するよう設定します。

Windows
プロトコルフォルダパス
SNMP(v2c/v3)C:\ProgramData\Fixpoint\ksocket\etc\ksocket\credentials\snmp
SSHC:\ProgramData\Fixpoint\ksocket\etc\ksocket\credentials\ssh
WinRMC:\ProgramData\Fixpoint\ksocket\etc\ksocket\credentials\winrm
Linux
プロトコルフォルダパス
SNMP(v2c/v3)/opt/fixpoint/ksocket/etc/ksocket/credentials/snmp
SSH/opt/fixpoint/ksocket/etc/ksocket/credentials/ssh
WinRM/opt/fixpoint/ksocket/etc/ksocket/credentials/winrm
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snmp ディレクトリ下のみ例として 999-default.toml というファイルも存在しています。