SSH(Linux に対しての接続)

SSH (Secure Shell) を使用した対象ホストへのアクセスに関する接続情報を指定します。

この接続情報ファイルは Ksocket インストール先の ./etc/ksocket/credentials/ssh 以下に保存してください。

このファイルは以下のようなフォーマットで作成します。

# IP addresses/Networks which use this credential file
# この認証情報を利用して接続する IP アドレスもしくはネットワークを指定します。
# 以下の例では 10.10.0.0/24 のホスト及び 10.20.0.1, 10.20.0.3 が指定されます。
includes = ["10.10.0.0/24", "10.20.0.1", "10.20.0.3"]

# 除外対象とする IP アドレスもしくはネットワークを指定します。
# includes よりも優先されるため includes で大きな範囲を指定した後に
# excludes で除外設定を行うことが可能です。
#excludes = ["10.10.0.1", "10.10.0.3"]

# 接続に使用するポート番号を指定します。省略時は 22 になります。
#port = 10022

# 接続のタイムアウト時間を指定します。
#timeout = 5.0

# 踏み台とするホストの IP アドレスリストを指定します。
# 以下の例のように指定すると、以下の経路で SSH 接続を行います。
#
# ksocket --> 10.10.0.1 --> 10.10.0.3 --> (target IP)
#
#sshTunnels = ["10.10.0.1", "10.10.0.3"]

# 接続に使用するアカウント情報を指定します。
[account]
# ユーザ名
username = "john"

# パスワード
password = "passw0rd"

# 接続に使用する鍵ファイル候補一覧を指定します。
# 鍵ファイルを使用しない場合は以降すべてを削除もしくはコメントアウトします。
[[account.clientKeys]]
filename = "../../id_rsa.common"
passphrase = "Common password"

[[account.clientKeys]]
filename = "/root/.ssh/id_rsa"
passphrase = "Admin password"

上記において、 account.clientKeys.filename には絶対パスおよび相対パスが指定可能です。

注意

Windows では、以下の点に注意してください。

  • ディレクトリの指定では (または \ )の代わりに / を利用してください。
    • 例えば c:¥ProgramData¥fixpoint ではなく c:/ProgramData/fixpoint とします。
  • ディレクトリは絶対パス、または C:\ProgramData\Fixpoint\ksocket\etc\ksocket\credentials\ssh\ からの相対パスで指定します。
  • 秘密鍵の配置場所に制限はありませんが、管理・運用上の理由で接続情報と同一ディレクトリを推奨します。