接続先

「接続先」とは、リモートアクセス先端末の情報や、接続に利用する各種パラメータを管理する要素です。

以下の項目で構成されており、いくつかの要素は接続に利用するプロトコルにより表示有無が異なります。

下表にて、各項目の説明とプロトコルごとの設定要否を記載します。

※以下の通り表記します。
必須:●
任意:○
設定なし:-

項目説明RDPSSHTelnet
表示名接続先の表示名です。
プロトコル接続に利用するプロトコルです。(RDP / SSH / Telnet)
Kroker接続に使用する Kroker です。
事前に Kroker と Greac の接続作業が必要です。
接続先登録時に任意の Kroker を検索して指定することが可能です。
認証情報接続に使用する認証情報です。
事前に認証情報の作成が必要です。
接続先登録時に任意の認証情報を検索して指定することが可能です。
ホスト名接続先対象のホスト名(IPアドレス)です。
ホスト名で指定する場合、 Kroker から名前解決が行えることが必須です。
ポート接続先のポート番号です。
サーバー証明書を無視サーバー証明書の無視をする場合にチェックを付けます。--
画面の横幅リモートコンソールの横幅です。
値が大きすぎる場合、画面内に収まりきらない場合があります。
画面の高さリモートコンソールの高さです。
キーボードレイアウトキーボードレイアウトを指定します。--
文字色と背景色リモートコンソールに表示される文字色と背景色の組み合わせを指定します。-
フォントサイズ表示文字のフォントサイズです。-
スクロールバックの最大行数スクロールバックの最大行数を指定します。
※有効な最大値は 9,999 行です。
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コピーを無効化チェックを付けた場合、リモートコンソールの内容をコピーできません。
貼り付けを無効化チェックを付けた場合、リモートコンソールへの貼り付けが行えません。
ファイル転送を有効化チェックを付けた場合、接続先とローカル間でファイルを転送できます。-
ファイルブラウザのルートディレクトリファイル転送の際の最上位のディレクトリを指定できます。
大文字と小文字は区別して認識されます。
空白の場合は / を指定したと見なされます。
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SFTP サーバを設定チェックを付けた場合、SFTP サーバの設定ができます。
チェックを付けない場合、SFTP サーバは接続先と同じホスト名 / IP アドレス・認証情報と見なされます。
ポートは 22 が指定されます。
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SFTP ホスト名 / IP アドレスSFTP サーバのホスト名 / IP アドレスです。--
SFTP ポートSFTP サーバのポート番号です。--
SFTP 認証情報SFTP サーバの接続に使用する認証情報です。
事前に認証情報の作成が必要です。
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キープアライブ間隔接続先へキープアライブのためのパケットを送信する間隔を秒数で指定します。
未設定の場合はパケットを送信しません。最小値は「2」となります。
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説明接続設定のメモ等を記載します。
メンバー該当の接続設定を利用可能とする「Greac 一般利用者」ロールが割り当てられたユーザーもしくはユーザーグループを指定します。
接続先登録時に任意のユーザー/ユーザーグループを検索して指定することが可能です。
※特権および「Greac 管理者」ロールが割り当てられたユーザーはメンバーに含まれていなくても接続先を利用できます。

以下のパラメータについてはデフォルト値を持っており、接続先作成時に値を指定しない場合はデフォルト値が採用されます。

  • 画面の横幅:1600
  • 画面の高さ:900
  • フォントサイズ:12
  • スクロールバックの最大行数:1,000