接続先の作成(RDP)

SSH と同じように、Windows 端末用の接続先を作成します。

接続先(RDP)の作成画面

前半部分の項目は全て入力必須です。

  1. 任意の表示名を入力します。

  2. 指定したいプロトコルを選択します。

  3. 指定したい Kroker を選択します。

  4. 認証情報を選択します。
    認証情報は、選択した Kroker に紐づき選択したプロトコルと一致する認証情報が表示されます。

  5. ホスト名や IP アドレスを入力してパラメータを指定します。

  6. ポート番号を指定します。
    デフォルトでは「3389」が指定されています。

    M4tzpXdZnh

    後半部分は、任意で設定を行います。

  7. 必要に応じて「サーバー証明書を無視」にチェックを入れます。

  8. 画面の横幅と高さの設定を行います。
    未入力でも問題ありません。

  9. キーボードレイアウトを選択します。
    デフォルトでは「Japanese(Qwerty)」が指定されています。

  10. 必要に応じて「コピーを無効化」にチェックを入れます。

  11. 必要に応じて「貼り付けを無効化」にチェックを入れます。

  12. 必要に応じて「ファイル転送を有効化」にチェックを入れます1
    RDP による接続の場合は、別途 SFTP サーバが必要です。
    詳細は「設定からリモートアクセスの流れ > ファイル転送」を参照してください。

    5EBjjGrSju

メンバー追加画面

最後にメンバーを追加します。

特権もしくは「Greac 管理者」ロールが割り当てられたユーザーの場合は、メンバーに追加されていなくても各接続先を利用できます。
「Greac 一般利用者」ロールが割り当てられたユーザーの場合は、接続先設定画面でメンバーに追加されていないと接続先を利用できないため、メンバーへの追加が必要になります。

メンバーには、個人のユーザーとユーザーグループを追加できます。
ユーザーグループの設定方法は、 Kompira cloud 共通マニュアル > 各設定利用ガイド > 全般-ユーザーグループ を参照してください。

メンバー項目内の右端にある人型マークが個人のユーザーとユーザーグループを表しており、追加したいメンバーに応じて切り替えができます。

各ボタンをクリックすることで、下記3パターンからメンバーの選択ができます。

  • ユーザー
  • ユーザーグループ
  • ユーザーおよびユーザーグループ

今回は、下図の通り「ユーザーグループ1」というユーザーグループと「sample」というユーザーを追加しました。

入力内容に間違いがなければ、保存ボタンをクリックします。

作成された接続先は、接続先管理画面の一覧に表示されます。

注意事項

RDP の接続先作成時は、以下の点で SSH や Telnet との差異があることに留意してください。

  • RDP の場合は、フォントサイズ、スクロールバックの設定項目がない
  • RDP の場合は、証明書の無視やキーボードレイアウトが個別の設定として表示

また、キーボードレイアウトの設定については、キー入力を正しく行うために「補足資料 > RDP 接続で入力したキーと異なる文字が入力される」も事前に確認してください。

1

ファイル転送は v1.1.0 より前の Kroker では使用できず、下記の通り注意文言が表示されます。 5EBjjGrSju