接続先の作成(RDP)
SSH と同じように、Windows 端末用の接続先を作成します。
接続先(RDP)の作成画面
前半部分の項目は全て入力必須です。
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任意の表示名を入力します。
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指定したいプロトコルを選択します。
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指定したい Kroker を選択します。
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認証情報を選択します。
認証情報は、選択した Kroker に紐づき選択したプロトコルと一致する認証情報が表示されます。 -
ホスト名や IP アドレスを入力してパラメータを指定します。
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ポート番号を指定します。
デフォルトでは「3389」が指定されています。後半部分は、任意で設定を行います。
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必要に応じて「サーバー証明書を無視」にチェックを入れます。
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画面の横幅と高さの設定を行います。
未入力でも問題ありません。 -
キーボードレイアウトを選択します。
デフォルトでは「Japanese(Qwerty)」が指定されています。 -
必要に応じて「コピーを無効化」にチェックを入れます。
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必要に応じて「貼り付けを無効化」にチェックを入れます。
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必要に応じて「ファイル転送を有効化」にチェックを入れます1。
RDP による接続の場合は、別途 SFTP サーバが必要です。
詳細は「設定からリモートアクセスの流れ > ファイル転送」を参照してください。
メンバー追加画面
最後にメンバーを追加します。
特権もしくは「Greac 管理者」ロールが割り当てられたユーザーの場合は、メンバーに追加されていなくても各接続先を利用できます。
「Greac
一般利用者」ロールが割り当てられたユーザーの場合は、接続先設定画面でメンバーに追加されていないと接続先を利用できないため、メンバーへの追加が必要になります。
メンバーには、個人のユーザーとユーザーグループを追加できます。
ユーザーグループの設定方法は、
Kompira cloud 共通マニュアル > 各設定利用ガイド > 全般-ユーザーグループ を参照してください。
メンバー項目内の右端にある人型マークが個人のユーザーとユーザーグループを表しており、追加したいメンバーに応じて切り替えができます。
各ボタンをクリックすることで、下記3パターンからメンバーの選択ができます。
- ユーザー
- ユーザーグループ
- ユーザーおよびユーザーグループ
今回は、下図の通り「ユーザーグループ1」というユーザーグループと「sample」というユーザーを追加しました。
入力内容に間違いがなければ、保存ボタンをクリックします。
作成された接続先は、接続先管理画面の一覧に表示されます。
注意事項
RDP の接続先作成時は、以下の点で SSH や Telnet との差異があることに留意してください。
- RDP の場合は、フォントサイズ、スクロールバックの設定項目がない
- RDP の場合は、証明書の無視やキーボードレイアウトが個別の設定として表示
また、キーボードレイアウトの設定については、キー入力を正しく行うために「補足資料 > RDP 接続で入力したキーと異なる文字が入力される」も事前に確認してください。
ファイル転送は v1.1.0 より前の Kroker では使用できず、下記の通り注意文言が表示されます。