リモート操作画面でエラーが出力される

リモート操作画面上で出力されるいくつかのエラー画面と、考えられる要因の一例について以下に示します。

SESSION_CLOSED

この場合、設定上の問題でセッションが切れてしまった可能性があります。

具体的には下記のような原因が考えられます。

  • SSH や Telnet 等の最大接続数の上限に接触している
  • 接続先対象ホストのリモートアクセスの設定が適切でない
  • 操作時間が、接続対象ホストに設定されている制限時間に達した(RDP の場合のみ)
chrome_vXzTV7sZsH

この場合、Greac 上の操作でセッションが切れてしまった可能性があります。

具体的には下記の原因が考えられます。

  • 操作中にも関わらず、セッション管理画面からセッションを終了された
  • セッションに参加している他のユーザーがセッションを終了した
  • 参加を試みたセッションが既に終了していた

SESSION_CONFLICT

この場合、RDP におけるセッションの奪い合い等が考えられます。

CONNECTION_LIMIT_REACHED

この場合、Greac 上における同時接続数の上限を超えて接続しようとしていることが考えられます。

同時接続数は、各セッションごとの参加人数の総計をカウントしています。
解消するには、Greac 上のほかのセッションを切断するか、不要なセッションから離脱する必要があります。

セッション一覧は、特権ユーザーであればセッション管理画面より全セッションについて確認が可能です。
セッション管理画面については「要素と画面構成 > セッション > セッション管理画面」を参照ください。

SERVER_ERROR

この場合、様々な原因が考えられます。
一例としては以下のようなパターンで表示されることがあります。

  • 意図しない形のセッション喪失(別セッションからのサーバー停止や、Kroker と Greac 間の接続断)
  • ログイン時のユーザー名とパスワードが間違っている
  • セッションの制限時間(12時間)に達した

なお、Kroker のログにて、詳細なエラー内容が記載されている場合があります。
上記のような理由に当てはまらない場合等は、必要に応じて Kroker のログ確認も行ってください。

UPSTREAM_NOT_FOUND

この場合、下記の原因が考えられます。

  • Kroker と接続対象ホストのネットワークが疎通していない
  • 存在しないホスト名/IPアドレスを設定している
  • 接続対象ホストが停止している

CLIENT_UNAUTHORIZED

この場合、下記の原因が考えられます。

  • ログイン時のユーザー名とパスワードが間違っている