環境変数

Kompira コンテナイメージに与える環境変数を設定します。

変数名デフォルト意味
DATABASE_URLpgsql://kompira@//var/run/postgresql/kompiraデータベースの接続先
AMQP_URLamqp://guest:guest@localhost:5672メッセージキューの接続先
CACHE_URLredis://localhost:6379キャッシュの接続先
TIMEZONEUTCタイムゾーン
LOCALE_LANG言語設定
MAX_EXECUTOR_NUMExecutor の最大数

環境変数はコンテナ上の /opt/kompira/.env ファイルや、docker compose ファイル内での environment 記述など複数の指定方法があります。

環境変数の設定方法と優先順位については以下を参考にしてください。

DATABASE_URL / AMQP_URL / CACHE_URL

Kompira に必要なサブシステムである、データベースやメッセージキューおよびキャッシュへの接続先を URL 形式で指定します。 デフォルト値ではそれぞれ以下のように接続します。

  • データベース: 同じサーバ上の PostgreSQL に Unix ドメインソケットで接続します。
  • メッセージキュー: 同じサーバ上の RabbitMQ に TCP 接続します。
  • キャッシュ: 同じサーバ上の Redis に TCP 接続します。

参考: https://django-environ.readthedocs.io/en/latest/types.html#environ-env-db-url

TIMEZONE / LOCALE_LANG

各コンテナのタイムゾーンとロケールを設定します。

MAX_EXECUTOR_NUM

Kompira エンジン上で動作する Executor プロセスの最大数を指定します。 未設定の場合は kengine コンテナの CPUコア数だけ Executor プロセスを起動します。 なお、MAX_EXECUTOR_NUM を CPU コア数より多くしても、実行する Executor プロセス数は CPU コア数で抑えられます。

プロセス数=min(CPUコア数、MAX_EXECUTOR_NUM)

また、導入されているライセンスによっても実際に動作する Executor のプロセス数は制限されます。