KE2 のアップデート
外部DBシングル構成 (ke2/single/extdb) の基本的なアップデート手順を説明します。
リリースによっては特別なアップデート手順が指定される場合がありますので、アップデート作業前には必ずリリースノートを確認するようにしてください。
ke2-docker パッケージの更新
システム構築に用いた ke2-docker パッケージが改版されている場合は、基本的には事前に更新しておいてください。
- github からクローンしている場合は、
git pull
コマンドで更新してください。 - ZIP ファイルから展開している場合は、改めてダウンロードしなおして展開してください。
システム構築時に docker-compose.yml ファイルや各種設定ファイルなどをカスタマイズしている場合は、更新後に改めてカスタマイズしなおしてください。
ke2-docker ディレクトリへの移動
システム構築に用いた docker-compose.yml ファイルを含むディレクトリに移動してください。
$ cd ke2/single/extdb
コンテナの削除
以下のコマンドを実行してコンテナを削除してください。
$ docker compose down
このときボリュームは削除しない(-v オプションは付けない)ことに注意してください。 これによりデータベースの内容などはアップデート後も引き継がれます。
コンテナイメージの更新
以下のコマンドを実行してコンテナイメージを更新してください。
$ docker compose pull
※ インターネットに接続できない環境の場合は「オフライン環境での構築」を参考にしてください。
コンテナの作成と開始
以下のコマンドを実行してコンテナを作成および開始を行なってください。
$ docker compose up -d