Python パッケージ管理
Python パッケージ (pip)のインストール先
KE2.0 では Python パッケージの参照先が、各コンテナで個別な場所と kompira および kengine コンテナ間で共有する場所があります。
- コンテナ個別:
/usr/local/lib/python3.11/site-packages/
- コンテナ共有:
/var/opt/kompira/lib/python3.11/site-packages/
ユーザーが作成するライブラリオブジェクトから参照する Python パッケージを追加する場合は、コンテナ共有な場所に配置する必要があります。 kompira コンテナの pip コマンドでインストールすると、デフォルトでコンテナ共有な場所にインストールするように構成しています。
docker exec $(docker ps -q -f name=kompira) pip install some-package
コンテナ共有ディレクトリは、kompira と kengine コンテナの両方から共有されているボリューム上にあるため、同じパッケージを両コンテナにインストールする必要はありません。
KE2.0 コンテナイメージでは、あらかじめ /usr/local/lib/python3.11/site-packages/.pth ファイルを作成してあり、そのファイルで上記パスを参照するように指定しています。